ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国軍機が宮古海峡通過、台湾軍は「遠距離監視」


ニュース 政治 作成日:2016年11月28日_記事番号:T00067671

中国軍機が宮古海峡通過、台湾軍は「遠距離監視」

 防衛省統合幕僚監部によると、戦闘機を含む中国軍機6機が25日、沖縄本島と宮古島の間の公海上空を通過し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。28日付聯合報などが報じた。

 日本主要各紙の報道によれば、轟-6(H-6)爆撃機や情報収集機など4機が太平洋を北西に飛行し宮古海峡を通過した後、東シナ海方向に向かった。同じタイミングで逆方向から海峡を通過したスホイ30(SU30)戦闘機2機もUターンして4機と合流し、東シナ海方向に戻った。台湾側から見ると、台湾北東沖を周回するような航跡となっている。

 これについて、台湾国防部は「中国軍機の航跡は全て台湾側のレーダーで監視していた。台湾の防空識別圏には入っていないため、遠距離監視を維持し、日本のような緊急発進対応は取らなかった」と説明した。

 中国空軍の申進科報道官は「定例の遠洋訓練であり、いかなる国に対するものでもない」と説明した。