ニュース 電子 作成日:2016年11月29日_記事番号:T00067681
液晶テレビ用パネルの出荷枚数世界2位の群創光電(イノラックス)は、2017年にLGディスプレイ(LGD)を抜いて世界首位となる可能性がある。市場調査会社のIHSマークイットによると、イノラックスの17年目標出荷枚数は4,660万枚で、首位LGDの目標5,100万枚とは440万枚の差があるものの、イノラックスが一部生産ラインを小型パネルにシフトし、同時にシャープとの連携を強化すれば出荷枚数は5,300万枚に拡大しLGDを上回るとみられる。29日付工商時報が報じた。
IHSマークイットによると、17年はイノラックス、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、深圳市華星光電技術(CSOT)が新規生産ラインを稼働させる予定だ。このうちBOEは現在主力の32インチ以外に43、55インチや、モニターやノートパソコン用パネルの生産を拡大する計画で、テレビ用パネルの17年目標出荷枚数は14%減少する。
IHSマークイットは、16年のテレビ用パネル市場全体の出荷枚数は2億6,160万枚と前年比5%減、17年は2億5,840万枚で1.2%減となると予測した。老朽工場の閉鎖と、大型パネルの生産にシフトしていることが要因だ。また4Kテレビ用パネルの出荷枚数は、16年は6,300万枚でテレビ用パネル全体の24%を、17年は8,640万枚と33%を占めると予測した。
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