ニュース 機械 作成日:2016年11月29日_記事番号:T00067685
衛福部中央健康保険署(健保署)は28日、一部立法委員から手術支援ロボット「ダビンチ」を使った手術を全民健康保険の給付対象に含めるよう提案がなされていることについて、まず前立腺がんの同手術に適用することで検討を進めていると明らかにした。早ければ来年初めに実施される見通しで、患者にとって3万8,000台湾元(約13万4,000円)の負担軽減が見込まれる。29日付中国時報が報じた。
健保署の李伯璋署長によると、台湾では既に前立腺がんを筆頭に肝臓、大腸、肺など21種類の疾病に対し、ダビンチが使用可能な状況だ。また統計によると、近年は前立腺がん患者が毎年3,000人以上増えており、かつ男性のがんによる10大死亡要因の一つとなっている。
なお台湾機器人手術医学会(TRSA)の資料によると、台湾では2004~16年にダビンチを使用した前立腺がんの手術が5,226件実施されており、1回当たりの費用は15万~18万元となっている。
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