ニュース 金融 作成日:2016年11月29日_記事番号:T00067689
金融持ち株会社、玉山金融控股(Eサン・フィナンシャル・ホールディング)が28日の業績説明会で発表したところによると、同社の今年第1~3四半期の純利益は前年同期比3.1%増の107億2,000万台湾元(約378億円)で、同期としての過去最高を記録した。黄男州(ジョセフ・ホアン)同社総経理は、来年はフィンテック推進、アジア金融センターとしての役割、手数料収入の維持に注力することでさらなる業績向上を狙うと語った。29日付経済日報などが報じた。
また玉山金控の第1~3四半期手数料収入の年成長率は10.5%と、上場金融持ち株会社15社で最高となり、唯一2桁成長を記録した。黄総経理によると、手数料収入は、特に資産管理業務関連が6.9%増、クレジットカード業務が21.2%と貢献が大きかった。
なお今年の銀行業界では、先ごろ解散を発表した復興航空(トランスアジア航空)、および7月に不渡りを出した上、取り引きを偽装して多くの銀行から融資を引き出していたとされる歯科材料商社の鼎興企業、先ごろ破産の申し立てを決めた建設会社、理成営造工程が「3大地雷」と称されるが、玉山金控傘下の玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)はいずれの企業にも融資を行っていなかった。
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