ニュース 運輸 作成日:2016年11月29日_記事番号:T00067692
遠東集団(ファーイースタングループ)傘下のばら積み海運大手、裕民航運のシンガポール子会社が大島造船所(長崎県西海市)に建造を委託した4隻の6万2,000重量トン型ウルトラマックスばら積み貨物船のうち、1隻目の「裕鼎輪」の命名・引き渡し式が28日、大島造船所の工場で行われた。29日付工商時報が報じた。
裕民航運の関係者は、「裕鼎輪」は30トンのクレーン4台、クレーンの先に取り付ける12立方メートルのグラブバケット4基を装備しており、穀物や鋼材、石炭などの積載に最適と説明。「裕鼎輪」の導入により、同社の船隊がさらに多様化し、ばら積み海運市場の開拓にプラスになると強調した。
裕民航運はここ数年で老朽船舶14隻を廃棄した一方、新船19隻を導入し、輸送能力を大幅に高めた。大島造船所に発注したウルトラマックス船の残り3隻、パナマックス船2隻、中国の上海外高橋造船(SWS)に発注したケープサイズ船2隻の計7隻は2019年までに順次引き渡される見通しだ。全船舶の引き渡し完了後、裕民航運の船隊船齢は平均6.5年以下となり、同社の業績向上に貢献すると見込まれている。
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