ニュース
政治
作成日：2008年4月15日_記事番号：T00006770
江丙坤次期海基会董事長、月末に訪中へ
馬英九次期総統は14日、新政権発足後、中国との交流窓口機関である海峡交流基金会の董事長に江丙坤・元経済部長（75）を充てると記者会見で語った。同時に、新政権の行政院長には名前が挙がっていた劉兆玄・東呉大学学長（64）が就任することも明らかにした。
同日付中時電子報が国民党の立法委員の話として伝えたところによると、江次期海基会董事長は、国民党副主席の立場で４月末に北京で開かれる国共経貿フォーラムに出席する。既に海基会董事長への就任が決まっているため、同フォーラムでの合意が、今後の海基会と中国の対台窓口機関である海峡両岸関係協会（海協会）の協議の方向性を導く可能性が高い。
なお、江次期海基会董事長の訪中について、中国・国務院台湾事務弁公室の李維一スポークスパーソンは、「16日の定例記者会見で明らかにする」としている。
