ニュース 電子 作成日:2016年11月30日_記事番号:T00067707
タッチパネルの和鑫光電(ハンスタッチ・ソリューション)は、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネル向け第5.5世代タッチセンサー工場の生産能力を約3割増強する計画だ。早ければ来年第4四半期に新ラインで生産を開始する予定で、投資額は15億~18億台湾元(約53億~64億円)を見込む。30日付工商時報が報じた。
ハンスタッチが第5.5世代工場で生産するAMOLEDパネル向けタッチセンサーは現在、全体の68%をサムスン電子に出荷しているが、今後は中国スマートフォンメーカーからの受注を拡大し、来年は同国顧客向け出荷比率を50%まで引き上げたい考えだ。
AMOLEDパネル市場は拡大を続けており、中国の市場規模は2015年の5,000万枚から16年は8,500万枚に成長。17年には主要スマホブランドが多くの機種で同パネルを採用し、世界スマホ市場におけるAMOLEDパネルの浸透率は来年26%まで上昇すると見込まれている。また20年までの年間複合成長率(CAGR)は23%と予測される。
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