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エバー航空機、タイヤ破裂のまま着陸強行


ニュース 運輸 作成日:2008年4月15日_記事番号:T00006772

エバー航空機、タイヤ破裂のまま着陸強行


 午前8時45分桃園国際空港発、高雄国際空港行きの長栄航空(エバー航空)BR-901便MD90型機で15日、車輪タイヤの破裂事故が発生した。幸い高雄空港での着陸は無事成功し、乳児1人を含む乗客36人および乗務員7人にけがはなかった。中央社が15日報じた。

 同機が桃園空港から離陸した後、機長がタイヤの異常を知らせる警告ランプが点灯しているのに気付き、高雄空港に連絡して着陸強行の準備を依頼した。

 9時54分、数台の消防車が待機する中、同機は着陸を強行した。着陸の際、右翼側タイヤがさらに1個、左翼側でも1個続けて破裂し、機体が接地した際には火花も発生したが、すぐに消防隊により消火された。

 事故後タイヤの破片が滑走路に散乱したため一時空港は閉鎖されたが、午後2時10分に業務が再開された。

 なお、長栄航空では、タイヤが破裂した原因について、桃園空港の滑走路に異物があったか、またはタイヤ自体の老朽化という可能性を指摘している。