ニュース その他分野 作成日:2016年11月30日_記事番号:T00067724
行政院環境保護署(環保署)は12月1日から大気汚染の指標となる空気質指数(AQI)の新基準を導入する。30日付経済日報が伝えた。
環保署のサイト(http://taqm.epa.gov.tw/taqm/tw/default.aspx)で最新の指数を随時確認できる(リリースより)
新基準では大気汚染の段階が▽緑(指数0~50・良好)▽黄(51~100・普通)▽オレンジ(101~150・大気汚染に敏感な人にとって不良)▽赤(151~200・全ての人にとって不良)▽紫(201~300・極めて不良)▽赤褐色(301~500・有害)──という6段階となる。最も深刻な等級はこれまでの「紫」から「赤褐色」に変更される。
AQIが「オレンジ」に達した段階で注意呼び掛けを行い、工場には減産などを奨励する。「紫」となった場合には、児童・生徒の屋外活動を中止し、ディーゼル燃料のトラックやバス、2ストローク式バイクの通行を制限し、屋外での焼却行為を禁止する。
最も深刻な「赤褐色」の段階では、火力発電所と工場に排煙を20~40%以上減らすように求める一方、揮発性有機化合物(VOCs)を排出する業種の操業停止、ツアーやスポーツイベントの中止、公共交通機関を除く交通手段の利用禁止など厳しい措置を取る。
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