ニュース 電子 作成日:2016年12月1日_記事番号:T00067735
韓国の理系国立大学、韓国科学技術院(KAIST)の特許管理子会社、カイストIPは、立体構造トランジスタ(FinFET)の製造技術に関する特許を侵害されたとして、台湾積体電路製造(TSMC)などを提訴する準備を進めている。1日付韓国紙・朝鮮日報が伝えた。
問題とされる特許は、ソウル大学の李宗昊(イ・ジョンホ)教授(電子工学)が開発し、カイストIPが管理しているものだ。
カイストIPは11月30日、TSMC提訴に先立ち、韓国のサムスン電子、米クアルコム、米グローバル・ファウンドリーズを相手取り米テキサス州連邦地裁に提訴した。ただ、FinFET関連の特許は半導体メーカーが独自開発したものも多く、サムスン電子は「FinFET技術に関する独自の特許を保有している」と反発している。
カイストIPは今回提訴した3社以外にTSMCと米アップルも提訴する方向で資料収集を進めていることを明らかにした。
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