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10月製造業景気信号、2カ月連続「後退」【図】


ニュース その他製造 作成日:2016年12月1日_記事番号:T00067742

10月製造業景気信号、2カ月連続「後退」【図】

 台湾経済研究院(台経院、TIER)が30日発表した10月の製造業景気指数は10.45ポイントで前月比0.81ポイント上昇し、景気信号は2カ月連続で「青(後退)」が灯った。台経院は、今年通年の予測を「黄青(後退傾向)」と、7月時点の予測の「青」から上方修正した。景気は底を打ったとの見方だ。1日付工商時報が報じた。

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 台経院は10月製造業景気指数の上昇について、世界経済の回復に伴う台湾の輸出成長、原料価格の上昇による商品価格の上昇が主因と説明した。

 製造業景気指数を構成する5項目のうち▽経営環境、0.54ポイント上昇▽販売価格、0.29ポイント上昇▽原材料投入、0.11ポイント上昇──の3項目が上昇した。需要は横ばい、コストは0.14ポイント下落した。

 業種別の景気信号は、青が50.4%と前月比13.54ポイント下落した一方、黄青が48.95%と22.46ポイント上昇した。緑(安定)は0.64%(8.94ポイント下落)、黄赤(過熱傾向)と赤(過熱)は依然0%だった。