ニュース 金融 作成日:2016年12月1日_記事番号:T00067746
元大証券はこのほど、中国証券監督監理委員会(CSRC)が認めた海外機関投資家に対し、条件付きで中国A株(国内投資家向け株式)などの売買を可能にする適格海外機関投資家(QFII)制度において8,000万米ドルの投資枠を獲得した。同制度で台湾の証券会社が投資枠を獲得するのは初めて。1日付経済日報が報じた。
これまで投資信託会社、保険会社、銀行など台湾の金融機関が相次いでQFII制度を通じた投資枠を獲得しているが、証券会社は中国が設定する「管理資産50億米ドル以上」の規定を満たせず、申請が不可能となっていた。
またこれまで中台間で締結された中台サービス貿易協定において、証券会社の管理資産はグループ全体で計算することが認められる見通しとなっていた。しかし同協定は台湾の立法院で承認されず、発効されない状況が続く中、証券各社は出資先企業の資産などを合算する形で中国側に申請を行っており、元大証券がまず投資枠を認められた形だ。
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