ニュース 電子 作成日:2016年12月2日_記事番号:T00067760
サムスン電子やSKハイニックスがユニバーサル・フラッシュ・ストレージ(UFS)規格に準拠したスマートフォン向けフラッシュメモリーの導入を積極的に推進する中、メモリーのコントローラIC設計業者は今後、第2世代のUFS用コントローラICを、全て台湾積体電路製造(TSMC)に委託して28ナノメートル製造プロセスでの量産を計画しており、TSMCは来年にかけて旺盛な受注が続くと見込まれる。2日付電子時報が報じた。
UFSメモリーは既にサムスン電子の「ギャラクシーS7」、「ギャラクシーノート7」、LGエレクトロニクスの「V20」といったスマートフォンに採用されており、市場シェアは2018年に40%、19年に50%まで拡大するとの予測も出ている。
なお第1世代のUFS用コントローラICは、サムスン電子を除き、TSMCおよび聯華電子(UMC)の40ナノプロセスで生産されているが、台湾の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)、慧栄科技(シリコン・モーション・テクノロジー)が今年末~来年第1四半期に量産を開始する見通しの第2世代製品は全てTSMCの28ナノプロセスが採用されるもようだ。
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