ニュース 電子 作成日:2016年12月2日_記事番号:T00067761
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が高雄市路竹区に設けた新たな第8.6世代ラインの生産品目構成を見直し、製品を50、58インチテレビ用液晶パネルに絞って、従来計画していた45インチパネルは除外するもようだ。既に試験生産段階に入っており、来年第1四半期の量産、第4四半期にフル稼働を目指す。2日付工商時報が報じた。
イノラックスの新8.6世代ラインの月産能力は4万5,000枚(ガラス基板ベース)で、スリムベゼル、ベゼルレスなどのハイエンド製品をメーンに生産する。また従来50インチパネルを生産していた第7.5世代ラインでは、同サイズが8.6世代ラインに移行することから、空いた枠で43インチパネルを生産し、サムスン電子の工場閉鎖により生じた40インチパネルの供給不足を埋めることを検討しているとされる。
なおイノラックスのほかに▽LGディスプレイ(LGD)の広州工場▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)▽深圳市華星光電技術(CSOT)▽恵科(HKC)──が来年下半期に第8.5世代、第8.6世代ラインの生産能力増強を計画しており、48、49、55インチパネルの需給バランスが変動するとみられる。
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