ニュース 電子 作成日:2016年12月2日_記事番号:T00067766
資訊工業策進会(資策会)産業情報研究所(MIC)は1日、ハイテク産業における2017年度の見通しに関する発表会を行い、▽人工知能(AI)▽商用ドローン(小型無人機)▽モノのインターネット(IoT)▽拡張現実(AR)/バーチャルリアリティー(VR)▽360度パノラマVR映像──といった分野で特に成長が予想されるほか、異業種間の買収が増え、ICT(情報通信技術)業界の世界的な再編が進むとの見方を示した。2日付工商時報が報じた。
MICはAIについて、グーグルやIBMといった大手企業が積極的に開発に取り組む中、今後飛躍的な発展を遂げるほか、IoTと連携したサービスが急速に普及すると指摘。商用ドローンについては既に▽エネルギー▽農業▽不動産▽保険▽通信──などの分野で導入が進んでおり、今後IoTの重要な応用先となるとの見方を示した。VRについては、映像、学習、ゲーム、ARはビジネスの分野で発展が見込まれるとの見方を示した。
またICT産業における企業買収については、従来のように同業を買収することでシェアや売上高の拡大を目指すものではなく、将来的な競争力強化を主眼とするものが多くなると指摘。ソフトバンクのARM買収、クアルコムのNXPセミコンダクターズ買収のように異業種間の買収がますます増え、台湾の受託生産業界の受注状況や生態系にも大きな変化が生じると予測した。
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