ニュース 石油・化学 作成日:2016年12月2日_記事番号:T00067768
石油輸出国機構(OPEC)がこのほど8年ぶりの減産で合意したことを受け、元大宝華綜合経済研究院は、冬の暖房需要期を迎えていることに加え、原油在庫が逼迫(ひっぱく)する中、原油価格はこれまでの1バレル43~55米ドルから今後は60米ドル以上に上昇するとの予測を示した。2日付工商時報が報じた。
元大宝華の顔承暉アナリストは、▽減産に参加する国が多いこと▽OPEC非加盟国のロシアも減産に協調する姿勢を見せていること▽減産期間が最長1年──などから、原油価格回復に向けた決意がうかがえるとして、世界の原油需給バランスが改善するとの見方を示した。元大宝華は米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が11月に行った予測を基に、OPECが産油量を日量3,250万バレルに減産することとロシアの減産姿勢から、来年の世界原油市場は55万バレルの供給不足となり、3年間続いた供給過剰が解消されると予想している。
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