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天福茗茶、中国で二千店展開を目標


ニュース 食品 作成日:2008年4月15日_記事番号:T00006777

天福茗茶、中国で二千店展開を目標

 
 台湾の天仁集団総裁、李瑞河氏が創業した中国最大の茶業グループ、天福集団は現在800店舗近くを展開しているが、中台経済交流の拡大機運が高る中、傘下の茶葉チェーン「天福茗茶」の加盟店を2,000店まで拡大する計画だ。まず台湾の茶商および茶農をターゲットに援助制度を実施して中国進出を促し、加盟店拡大の基盤としたい考えだ。15日付工商時報が報じた。
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 「21世紀は中国茶の時代」と考える李総裁は、原料を掌握するため安渓と華安に鉄観音茶、昆明にプーアル茶、新昌に龍井茶、成都に緑茶、横県に花茶と、主要産地にそれぞれ工場を設立した。

 李総裁によると、中国の茶業は大規模茶農集約型経営により小規模茶農を保護する手法が一般的となっているという。

 李総裁はまた、「台湾では50年で75店を開設したが、中国では15年で780店だ」と中国市場の規模の大きさ指摘し、台湾の小規模茶農にも「中国での競争を恐れず、中台が協力して茶産業全体の規模を大きくしていくべきだ」と提案している。