ニュース 社会 作成日:2016年12月2日_記事番号:T00067779
有機農法を掲げる農産物業者、政豊農産企業(台中市)が雑穀、豆類に付着する虫「シミ」を殺虫剤の「リン化アルミニウム」で駆除した上、消費期限を改ざんし、量販店などで販売していたとして、台中地方法院検察署は1日、同社の経営者、廖英舒容疑者らを逮捕した。2日付聯合報が伝えた。
同社は問題の商品を2008年から現在まで数億台湾元(1台湾元=3.57円)規模で販売したとみられる。同社は日本のMOA自然農法文化事業団による自然農法認定を取得していた。
検察は今年9月の段階で情報提供を受け、2カ月間にわたり裏付け捜査を進め、11月30日に家宅捜索し、商品約1.9トンを押収した。
容疑者らは消費期限切れが迫った商品や既に経過した商品にリン化アルミニウムで薫蒸処理を施し、薬剤の残留量が不明のまま、ラベルを貼り替えて出荷していた。
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