ニュース 社会 作成日:2016年12月2日_記事番号:T00067780
馬英九政権下での王金平・前立法院長らによる検察幹部への圧力疑惑の捜査に関連し、黄世銘・元検察総長に捜査情報を漏らすようにそそのかしたとして、台北地方法院検察署は1日、馬前総統を機密漏えい教唆(きょうさ)の疑いで取り調べる一方、江宜樺・元行政院長、黄・元検察総長、羅智強・元総統府副秘書長から証人として事情を聴いた。
馬前総統は1日午後、台北地検に到着した際、ほほ笑んだ表情のまま言葉は発しなかった(1日=中央社)
取り調べと聴取は約7時間に及び、馬前総統は「事件について説明を行うために出頭した。捜査非公開の原則があるため、内容は明らかにできない」と述べたが、被疑事実を否認したもようだ。
羅・元副秘書長は「民進党が清廉な前国家元首を相次ぐ訴訟で後から攻撃するのは遺憾だ。司法が政治の干渉を受けないことを期待する」と述べた。
台湾高等法院は昨年2月、黄・元検察総長に懲役1年3月の判決とともに、罰金45万7,000台湾元(約160万円)の支払いで刑執行に代える決定を下し、黄・元検察総長は罰金を納付済みだ。
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