ニュース 電子 作成日:2016年12月5日_記事番号:T00067790
資訊工業策進会(資策会)産業情報研究所(MIC)はこのほど、鴻海精密工業やベライゾン・コミュニケーションズなど通信関連企業による低消費電力広域ネットワーク(LPWAN)、低速な通信回線を利用したモノのインターネット(ナローバンドIoT、NB-IoT)の構築への積極的な取り組みが、台湾メーカーに関連設備の商機をもたらすと予測した。5日付工商時報が報じた。
携帯通信事業者の業界団体、GSMAによると、鴻海傘下の富鴻網(FHネット)や亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)、英ボーダフォン、韓国のSKテレコム(SKT)といった通信キャリア、および米ケーブルテレビ業者のコムキャスト、欧州の通信事業者、アルティスなどが「LoRa」、「SIGFOX(シグフォックス)」を含むLPWANネットワークを積極的に構築しており、2019年には世界で20億個以上のデバイスが同ネットワークで連結する見通しだ。
またモバイル端末の分野では、台湾メーカーにとって腕時計型やブレスレット型などのウエアラブル(装着型)端末が今後の出荷成長をけん引すると予測。特にアップル、フィットビット、ガーミンが主力顧客となる見通しだ。
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