ニュース 食品 作成日:2016年12月5日_記事番号:T00067791
台湾で輸入販売されるオリーブオイルには「バージンオイル」「特級初しぼり」などといった表示が多く見られるものの、明確な基準がなく、消費者がその優劣を判断することが難しい状況となっている。このため衛生福利部食品薬物管理署(TFDA、食薬署)は今後、国際食品規格委員会(CAC)が定めた基準を基に5段階の等級を導入する方針だ。早ければ来年初頭に予告され、再来年から導入される見通しで、表示の不実記載には最高400万台湾元(約1,420万円)の罰金が科せられる。5日付蘋果日報が報じた。
TFDAの許朝凱副組長は、「バージンオリーブオイル」はオリーブから絞り、上澄み取りなどの処理を行っていないものだけを指し、新制度導入後はこうした製品のみ「バージンオイル」「天然」の表示が認められ、その他の脱酸、脱臭などの処理を施したものには同様の表示が認められないと説明した。ただ、こうした精製オリーブオイルも、他の油を添加、調合していなければ「ピュア」や「100%」といった表示を行うことは可能だ。
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