ニュース 医薬 作成日:2016年12月5日_記事番号:T00067792
新薬開発の喜康(JHLバイオテク)と仏製薬大手のサノフィは5日、バイオ製剤分野で戦略提携すると発表した。両社は中国でバイオ製剤を使った療法の研究開発(R&D)と事業化を共同で行い、海外進出を目指す。5日付工商時報が報じた。
合意によると、サノフィはJHLによる第三者割当増資を引き受け、同社に8,000万米ドルを出資するほか、2,100万米ドルの先払い金でモノクローナル抗体の「リツキシマブ」のバイオシミラーやその他開発中の医薬品に関する中国での独占的権益をJHLから獲得する。
今回の提携ではJHLが医薬品の開発、登録、生産、サノフィが事業化を担当する。JHLは今回の提携で最高2億3,600万米ドルのマイルストーンペイメントを受け取るほか、商品化後にもロイヤルティーの支払いを受ける。
JHLはクライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズ(KPCB)、セコイア・キャピタル、バイオマーク・キャピタル、麦頓投資(マイルストーン・キャピタル)、フィデリティ証券、中華開発工業銀行などが出資する新薬開発会社で、タンパク質新薬やバイオシミラーの開発に力を入れている。台湾に研究開発拠点、中国・湖北省武漢市に工場を置いている。
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