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電力料金30%引き上げ、台電が提案


ニュース 公益 作成日:2008年4月15日_記事番号:T00006780

電力料金30%引き上げ、台電が提案

 
 台湾電力の陳貴明董事長は14日、立法院経済委員会で、電力料金引き上げの第1段階として、5月に30%で行いたいという提案を行った。15日付経済日報が報じた。

 陳董事長は、「値上げを行わなければ、台電の今年の損失は1,300億台湾元(約4,316億円)に達する。損益均衡を達成するためには50%の値上げが必要だが、50%では物価や経済全体に与える衝撃が大きくなってしまう」と、30%という上げ幅の理由を説明した。

 台電の提案について、施顔祥経済部次長は「電気料金とガソリン価格の適切な時期に適切な上げ幅での調整が必要だと考えている。しかし実際の引き上げに当たっては、市場機能と社会的弱者のことを考慮しなければならない」という認識を示した。

 電力・ガソリン料金の引き上げについては、蕭万長次期副総統が先日、新政権発足後に行いたいという考えを示している。