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台鉄の恒春延伸計画、25年開業へ


ニュース 運輸 作成日:2016年12月5日_記事番号:T00067800

台鉄の恒春延伸計画、25年開業へ

 台湾鉄路(台鉄)内獅駅(屏東県枋山郷)から延伸し、恒春駅(同県恒春鎮)まで全長37.7キロメートルをつなぐ恒春支線の敷設計画が決定した。2025年の開業を目指し、台湾最南端のビーチリゾート、墾丁までの道路渋滞の解消が見込まれる。3日付経済日報などが報じた。

/date/2016/12/05/13railways_2.jpg林全行政院長(前左2)は2日、内獅駅を視察し、恒春観光鉄路と位置付けると宣言した(2日=中央社)

 恒春支線は、内獅駅を起点に、▽枋山新▽楓港▽竹坑▽海口▽車城▽五里亭▽恒春──の8駅を67分で結ぶ計画だ。投資額は119億台湾元(約422億円)。行政院が2年以内に総合計画をまとめ、環境影響評価(環境アセスメント)を完了する予定だ。

 潘孟安屏東県長は、皆が待ち望んでおり、もっと早く、できれば21年に開通させたいと述べた。屏東県には昨年は延べ1,000万人の観光客が訪れたという。