ニュース 電子 作成日:2016年12月6日_記事番号:T00067815
アップルの最新スマートフォン「iPhone7」の販売不振から部品の調達量が削減されるとの観測が相次いでいるが、サプライチェーン関係者によると、実際の売れ行きは予想を上回っており、アップルは11月中旬、サプライヤーに対し、来年第1四半期も今期とほぼ同水準の調達を行うと通達したもようだ。6日付工商時報が報じた。
サムスン電子の「ギャラクシーノート7」の販売停止効果もあってiPhone7は現在、品薄状態となっており、一部モデルは受け取りまでに2週間以上待たされる状況という。
またサプライチェーン関係者は、第4四半期のiPhone7出荷台数を5,000万~6,000万台と予測。従来のアップル新機種は発売翌年第1四半期の出荷台数は2~3割減少するのが通例だが、アップルはサプライヤーに対し、同期出荷目標を5,000万台とすると通達しており、調達量は削減されない見通しだ。
なお台湾積体電路製造(TSMC)が独占して受託生産する同製品用プロセッサー「A10」については調達量が4割減少するとの予測も浮上しているが、同社は逆に生産量を増やす見通しで業績に影響はないもようだ。
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