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ゲーミングモニター16年出荷、台湾メーカーのシェア65%


ニュース 家電 作成日:2016年12月6日_記事番号:T00067818

ゲーミングモニター16年出荷、台湾メーカーのシェア65%

 144ヘルツ(Hz)駆動以上のゲーミングモニターの2016年出荷台数は台湾メーカーが約65%を占める見通しだ。サプライヤーが液晶パネルなど部品発注量を基に計算したところ、華碩電脳(ASUS)が世界市場シェア35%で首位、明基材料(BenQマテリアルズ)が22~24%、宏碁(エイサー)が17~19%と続く。6日付電子時報が報じた。

 ゲーミングモニターの16年出荷台数は120万台余りへと、前年55万~60万台から倍増する見通しだ。17年は250万台、18年は350万台の予測だ。

 サプライヤーは、ゲーミングモニターはモニター全体1億2,000万台の1~2%にすぎないが、平均販売価格が2~2.5倍と高いので、生産額の3%近くを占めると指摘した。

 ゲーミングモニターは24インチが出荷全体の7割を占め、価格は299~499米ドルだ。続いて349~899米ドルの27インチ、高価格の34~35インチが多い。

 来年は曲面、高解像度、大画面などの機種が増える上、台湾3社のほか、▽HP▽デル▽AOC・フィリップス▽ビューソニック▽聯想集団(レノボ)▽サムスン電子▽LGエレクトロニクス──と世界上位10社が参入したことで、競争が激化しそうだ。