ニュース 医薬 作成日:2016年12月6日_記事番号:T00067821
新薬開発会社の薬華医薬(ファーマ・エッセンティア、PEC)と提携先のオーストリア企業AOPオーファン・ファーマシューティカルは5日、米国血液学会(ASH)年次総会で真性多血症の治療に用いる「ロペグインターフェロン・アルファ2b」(商品名・プラウドPV)の第3相臨床試験で、優れた安全性と忍容性が認められたと発表した。
AOPは欧州での認可取得に向けたデータ提出と追加試験を実施。PECは米国での認可取得を目指す。
真性多血症とは、造血幹細胞が腫瘍化して発生する骨髄増殖性腫瘍。第3相臨床試験では、1年間の投与で、血球数や血小板数が正常値となる血液学的完全寛解(CHR)に至る効果において、既存の抗がん剤ヒドロキシカルバミド(HU)を投与した患者と比較し、効果が劣らない非劣性が認められた。
プラウドPVはPECが開発したもので、提携先のAOPは欧州、旧ソ連圏、東欧で研究開発、商品化を行う独占的権利を保有している。PECはプラウドPVの市場を10億米ドル規模と見込んでいる。
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