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ごみ処理費、専用ごみ袋方式の採用拡大へ


ニュース 公益 作成日:2016年12月6日_記事番号:T00067828

ごみ処理費、専用ごみ袋方式の採用拡大へ

 行政院環境保護署(環保署)の李応元署長は5日、台北市と新北市で専用ごみ袋にごみ処理費用を上乗せして徴収する方式がごみ削減に効果を上げていることから、他の県市でも同様の方式を段階的に採用する考えを明らかにした。6日付蘋果日報が伝えた。

 対象はまず他の直轄市(桃園、台中、台南、高雄)に拡大。その他導入を希望する自治体(新竹市、基隆市)などでは試験導入後に全面実施する計画だ。

 現在台北市と新北市以外では水道料金に上乗せする形でごみ処理費(水道使用量1立方メートル当たり2.9~4.5台湾元、平均3.7元=約13.2円)を徴収している。

 環保署によると、月に水道を35立方メートル使用する標準的な世帯の場合、ごみ処理費は129.5元だ。これに対し、台北市と新北市の住民が毎月専用ごみ袋の購入に充てる費用は30元余りで、ごみ袋を導入すれば、住民も負担が軽減される。環保署は専用ごみ袋を新たに導入する自治体に初年度のごみ袋印刷費用を補助する。