ニュース 電子 作成日:2016年12月7日_記事番号:T00067840
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が6日発表した11月連結売上高は76億7,000万台湾元(約275億円)で、前月比6.14%減、前年同月比25.42%減だった。旗艦機種の「HTC10」が伸び悩む中、HTCが受託生産するグーグルの新型スマホ「Pixel(ピクセル)」が期待していたほど売れていないためだ。7日付工商時報が報じた。
ピクセルの10月発売に向け、HTCは9月売上高が93億3,200万元と前月比41.84%増えたものの、10月は81億7,200万元に減少、11月はさらに下回った。業界関係者は、ピクセルは米国で649米ドルからと、アップルやサムスン電子の旗艦機種と変わらない価格ながら特徴がなく、HTCはグーグルから300万台の在庫を求められたようだが、1年で多くても200万台しか売れないと予測した。
HTCは今年4月に発売したバーチャルリアリティー(VR)システム「HTC Vive」出荷の貢献も限定的だ。来年はアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルの供給不足が深刻化する見通しで、証券会社は来年の「HTC Vive」出荷も今年並みと予測した。
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