ニュース 建設 作成日:2016年12月7日_記事番号:T00067846
生保大手の南山人寿保険は6日、海運大手の陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)が台北市内湖区に保有していたビルを18億8,000万台湾元(約67億円)で購入したと発表した。7日付経済日報が報じた。
同ビルの延べ床面積は5,422坪で、150台分の駐車スペースを含む。南山人寿は、引き渡し完了後、入居テナントと契約更新について協議すると説明した。
南山人寿は9月に台中市西屯区の人気夜市(ナイトマーケット)、「逢甲夜市」周辺商圏付近の土地963.46坪を購入し、ビジネスホテルか学生寮の建設を計画するなど、不動産投資を積極化している。不動産専門家は、南山人寿はここ3年、利回りや売却益を確保できる可能性の高い中南部での不動産投資に集中していたため、内湖のビル購入は珍しい動きと指摘した。
生保業界関係者は、生保会社が不動産を購入する動きがぽつぽつ見られるが、資産運用の一環にすぎず、不動産市場の回復にはまだ遠いと述べた。
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