ニュース 金融 作成日:2016年12月7日_記事番号:T00067853
金融監督管理委員会(金管会)銀行局が7日発表した台湾の金融機関による10月末の融資残高は25兆8,397億台湾元(約92兆円)で前月比1,116億元増加し、過去4カ月で4,098億元増となった。民間企業の運転資金、不動産購入に対する融資が増加しており、景気回復を示している。7日付工商時報が報じた。
民間企業の運転資金への融資は前月比で600億元余り、不動産購入に対する融資は同400億元余り増加した。また中小企業への融資残高は5兆5,742億元と昨年末比1,281億元増となり、3カ月連続で増加した。
また、10月末の金融機関の預金残高は35兆3,000億元で、今年に入り7,818億元増加した。預金から貸出金(融資)を引いた「預貸ギャップ」は約9兆5,000億元、その割合を示す預貸率は約73%となっており、金融機関には十分な融資資金が確保されている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722