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南亜塑膠、CCLを10%以上値上げへ


ニュース 電子 作成日:2008年4月15日_記事番号:T00006788

南亜塑膠、CCLを10%以上値上げへ

 
 銅箔、電子材料用ガラスクロスが4月から値上がりしたことで銅箔基板(CCL)メーカーはコストを消化できず、最大手の南亜塑膠工業(南亜プラスチック)は4月中旬にCCLで10~15%、ポリプロピレン(PP)フィルムで5%の値上げを実施することが確定的となっている。聯茂電子(アイテック)や台光電子材料(エリート・マテリアル)なども相次いで値上げを表明している。15日付経済日報が報じた。

 川下のプリント基板(PCB)メーカーは今回の値上げについて、「コストを考えれば値上げは避けられず、やむを得ない」としているが、上げ幅については協議中としている。 

 PCBメーカーは、第1四半期は台湾元高の影響、今回のCCL価格の値上がりと、経営へのプレッシャーが強くなっている。新たな受注の出荷時には顧客にもコスト上昇分を負担してもらう考えだが、現在はオフシーズンに当たり、駆け引き激化が予想される。