ニュース その他分野 作成日:2016年12月8日_記事番号:T00067883
改正労働基準法の成立は、シフト勤務を行う従業員の休憩時間に関する強制規定(勤務間インターバル制度)を盛り込んでいるため、特に石油化学プラントなど3シフト勤務を行う職場はシフトの組み直しや増員を迫られそうだ。8日付経済日報が伝えた。
改正労基法はシフト職場に対し、▽シフトを週1回変更する▽担当シフト交代時に連続11時間の休憩時間を設ける──と定めている。従来は休憩時間数に関する規定はなかった。
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は「3シフト職場に混乱が生じる」と懸念する。例えば、徹夜シフトから夜間シフトに移る場合、これまでは休憩時間が8時間だったが、新規定を満たすためには、従来の人員体制ではシフトを組むのが難しくなるという。
新光合成繊維は「シフト編成が制約を受けるため、増員でシフトを調整するしかないが、短期間に補充人員や熟練技術者を確保するのは難しい」と指摘した。
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