米半導体大手インテルは８日、電子機器受託生産の佳世達科技（Qisda）傘下の明基智能とモノのインターネット（ＩｏＴ）分野で提携すると発表した。９日付工商時報が伝えた。
双方はスマートリテール、スマートエネルギー、スマート教育、スマート医療、スマート製造、スマート企業という６分野のソリューションについて、技術普及、商品開発、販売などで協力する。
例えば、スマートリテールでは、インテルのＡｔｏｍ（アトム）プロセッサーを使い、スマート陳列棚、電子ラベル、販売時点情報管理（ＰＯＳ）システム、オンライン・トゥー・オフライン（O２O）の販促システムなどの構築を進めるものだ。顔認識システムの採用やビッグデータ分析なども含む。
また、スマート医療分野では、明基智能がクラウドを活用したデータ管理が可能な移動式の包交車を導入する。
