ニュース 電子 作成日:2016年12月9日_記事番号:T00067898
低コストのインターネット普及促進を目指すマイクロソフトの「アフォーダブル・アクセス・イニシアチブ」推進役であるポール・ガーネット氏は8日、台湾の通信設備最大手、友訊科技(D-リンク)との提携で推進している次世代Wi-Fi技術「スーパーWi-Fi」の試験運用先が、11月中旬時点の米国など4カ国から、現在25カ国に増えたと明らかにした。へき地での遠隔医療などに利用されているという。9日付工商時報が報じた。
「スーパーWi-Fi」は未使用の周波数帯域「ホワイトスペース」を利用することで、設置コストが比較的低いWi-Fiソリューションを提供する。壁5~6枚を通過する電波透過性の高さと、2~4キロメートルに及ぶ伝達距離を持ち、無線ブロードバンドでカバーされていない地域での利用に適する。また、「スーパーWi-Fi」のこうした特性から、将来的には一般家庭や通信が不安定なビル内、さらにモノのインターネット(IoT)での活用も期待されている。
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