ニュース 電子 作成日:2016年12月9日_記事番号:T00067900
宏達国際電子(HTC)や宏碁(エイサー)がスウェーデンのゲーム開発大手、スターブリーズスタジオと合弁で設立した宏碁星風(エイサー・スターブリーズ)、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)、グーグル、フェイスブック(FB)傘下のオキュラスVR、サムスン電子の大手バーチャルリアリティー(VR)メーカー6社はこのほど、VR産業の振興を目指す非営利団体「グローバル・バーチャル・リアリティー協会(GVRA)」を設立すると発表した。これにより今後、VRの技術規格制定が加速すると見込まれる。9日付経済日報が報じた。
GVRAは、VRは今後、教育や医療などの分野に改善をもたらすほか、世界経済にも貢献できると指摘。会員各社はVRの潜在能力を最大限に発揮させ、世界でその成果を共有すると表明した。
同団体の設立について業界関係者は、来年は多くのメーカーがVR市場に参入すると予想されるが、関連デバイスや技術をさらに普及させるには標準規格の制定が必要と指摘。こうした中、HTCとエイサーがGVRAの創設メンバーに加わり、発言権を獲得したことは台湾の関連サプライチェーンが今後商機を狙う上で有利に働くとの見方を示した。
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