ニュース 石油・化学 作成日:2016年12月9日_記事番号:T00067904
台湾中油(CPC)の陳金徳董事長は8日、台湾域内3カ所目となる液化天然ガス(LNG)の受け入れ基地を桃園市の観塘工業区に建設する計画について、予定通り2023年に第1期工事(年間取扱量300万トン)を完了できるかには「課題が大きい」と述べた。中時電子報が同日伝えた。
陳明文立法委員(民進党)などは同日、同基地計画は進ちょくが遅れており、23年に第1期工事を完了できなかった場合、25年までに台湾の脱原発化の実現を目指す政府の「非核家園」構想に影響が出るとして、CPCにてこ入れを求めた。
陳董事長は、CPCは先日の董事会で東鼎液化瓦斯興業の買収案を承認しており、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)の審査を通過すれば観塘工業区の用地を取得できると説明。現在、経済部工業局および環境保護署(環保署)に工事再開を申請しており、来年8月に再開する予定だという。
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