ニュース 社会 作成日:2016年12月9日_記事番号:T00067914
行政院環境保護署(環保署)の李応元署長は8日、「使用済みのトイレットペーパーは便器に流して」とする初の政策判断を示した。9日付聯合報が報じた。
使用済みのトイレットペーパーを便器に流してもよいかについて、政府はこれまで明確な判断を下してこなかった。李署長は今回、「市民には使用済みのトイレットペーパーは便器に流すよう生活習慣を変えてもらう。そばにあるごみ箱に捨てないでもらいたい」と述べた。環保署は1週間以内に正式に政策表明を行い、3カ月以内にトイレットペーパー業者と対策協議を行う計画だ。
台湾ではこれまで下水道が普及しながら、「トイレットペーパーを流せば詰まる」との認識が定着していた。一方で、高温多湿な環境で使用済みトイレットペーパーをごみ箱に放置するのは不衛生だとの指摘も根強かった。
李署長は「トイレットペーパーは水に流し、下水道内で(溶かして)処理する。台湾の製紙技術は高く、業者との調整で克服できるし、克服しなければならない」と指摘した。
製紙業界は「市販されているトイレットペーパーの多くは便器に流せるが、ティッシュペーパーは流さないようにしてほしい」と話している。
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