ニュース 電子 作成日:2016年12月12日_記事番号:T00067920
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が9日発表した11月連結売上高は前月比2.1%増、前年同月比46.7%増の930億3,000万台湾元(約3,370億円)で、過去2番目の高水準だった。1~11月連結売上高は8,698億2,600万元で、前年同期比10.8%増だった。10日付工商時報が報じた。
証券会社は11月の増収について、アップルのスマートフォン新機種iPhone7搭載のプロセッサー「A10(A10フュージョン)」と、エヌビディアのGPU(グラフィックスプロセッサー)「Pascal(パスカル)」などグラフィックチップの出荷がけん引したと説明した。iPhone7は一定の販売台数を維持しており、一部機種は納品まで2週間以上かかることもあるという。
証券会社は、TSMCの12月連結売上高は850億元で、前月比8.6%減と予測した。第4四半期通期では前期と同水準または過去最高となる予想だ。iPhone7の出荷台数は5,000万~6,000万台で、前機種iPhone6sよりもやや多いとの見方だ。また、エヌビディアはグラフィックチップの出荷枚数が前期と同水準で、TSMCのウエハー出荷枚数も前期並みとみている。
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