ニュース 電子 作成日:2016年12月12日_記事番号:T00067924
日本メディアの報道によると、鴻海精密工業は傘下のシャープと共同で、中国に世界最大規模となる液晶テレビ用パネル工場の建設を検討している。鴻海が大部分の資金を担い、シャープは技術を提供するとみられている。鴻海は10日、市場の観測には答えられないとコメントした。11日付経済日報が報じた。
報道によると、鴻海とシャープが新設する中国工場では、早ければ2019年に低コストのテレビ用パネルを量産する計画で、投資額は8,000億円。一部は中国の地方政府から補助を受ける方針とされ、設置場所は広東省広州市が候補に挙がっているが、より有利な補助を受け支出を最低限に減らせるよう他の地方都市とも交渉を行っていると伝えられている。
鴻海傘下の群創光電(イノラックス)とシャープを合わせたテレビ用パネルの世界市場シェアは約20%で、韓国のサムスン電子、LGディスプレイ(LGD)に続く世界3位だ。中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)や深圳市華星光電技術(CSOT)も中国の地方政府の補助を受け、大型パネル工場を建設しており、18~19年に稼働する見通しだ。
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