ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年12月12日_記事番号:T00067930
中国鋼鉄(CSC)が9日発表した11月連結売上高は前月比7%増、前年同月比37.1%増の278億4,200万台湾元(約1,000億円)で、過去22カ月で最高だった。原料価格の上昇を受けて中国の鉄鋼スポット・先物相場が急伸し、在庫積み増し需要が高まったためだ。10日付経済日報などが報じた。
翁董事長は10日の運動会で、今年は上半期の不景気で「苦」の1年だったと話した(同社リリースより)
CSCの11月出荷量は前月比10.8%増の103万9,000トンで、過去数年で最高だった。傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の出荷量は31万2,000トンで、過去1年で2番目の高水準だった。
証券会社は、CSCは第4四半期の受注目標328万トンを達成すると予測した。CSCは来年第1四半期も328万トンが目標だ。
翁朝棟CSC董事長は10日、来年上半期の鉄鋼市況について、慎重ながらも楽観しているとの見方を示した。世界鉄鋼協会(WSA)の見通しでは、来年の世界の鋼材消費量(見掛け消費量)は15億トンで、前年比2.6%増という。
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