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桃園空港MRT、一部区間の運賃値下げ【表】


ニュース 運輸 作成日:2016年12月12日_記事番号:T00067937

桃園空港MRT、一部区間の運賃値下げ【表】

 台北駅と桃園国際空港などを結ぶ連絡鉄道、台湾桃園国際機場捷運(桃園空港MRT)の運賃が高過ぎると批判を浴びたことを受け、運営会社の桃園大衆捷運は10日、一部区間の運賃を引き下げる方針を明らかにした。11日付聯合報が伝えた。

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 桃園空港MRTでは、台北駅と桃園空港の2つのターミナルを結び、途中新北産業園区(A3)と長庚医院(A8)の2駅にしか停車しない特急列車と各駅停車の2種類の列車が運転されるが、新北産業園区、長庚医院から3キロメートル以内に位置する各駅への運賃を同一価格帯に収めた。その結果、台北駅から新北産業園区、新荘副都心(A4)、泰山(A5)の3駅への運賃は当初の35~45台湾元(約130~160円)が35元均一に、体育大学(A7)、長庚医院、林口(A9)への運賃は80~100元が80元均一に引き下げられる。台北~桃園空港間の運賃(160元)に変更はない。

 鄭文燦桃園市長は「運営赤字補助や乗り継ぎ割引補助の財源は中央に空気汚染防制基金(大気汚染防止基金)で賄うことを求めており、それが唯一の財源だ。台北、新北、桃園の3市による応分の負担も求めたい」と述べた。