ニュース 電子 作成日:2016年12月13日_記事番号:T00067951
インドのエコノミック・タイムズが12日報じたところによると、インド政府の高額紙幣廃止令で現金が不足した結果、携帯電話の販売が停滞、鴻海精密工業はインド工場の従業員8,000人のうち1,700人に対し、2週間の有給休暇を言い渡した。携帯電話生産台数は月120万台に半減する。鴻海はノーコメントだ。13日付経済日報などが報じた。
インドの銀行の前には、現金を引き出すために長い行列ができている(11日=中央社)
消息筋によると、鴻海の印スリシティー工場4基の携帯電話の月産量は通常250万台。来年1月以降も200万台まで回復しなければ、休暇強制を続行する見通しだ。
インドメディアの報道によると、インドのインテックス、ラバ、カーボンも解雇や工場閉鎖などを行うようだ。インドの携帯電話組み立ては、これら3社に鴻海、マイクロマックスを加えた5社で市場シェア50%を占める。
ASUS、冷え込みを実感
現金不足の影響で携帯電話のほか、パソコンなど比較的単価の高い3C(コンピュータ、通信、家電)製品の購買意欲も冷え込んでいる。華碩電脳(ASUS)の主管は12日、インドの経済活動、消費者マインドは確かに低下していると語った。宏碁(エイサー)の主管は、同社のインド販売は通常通りだが、今後の動向に注意すると語った。
ノートPC受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)と緯創資通(ウィストロン)は、インド工場は始めたばかりで、影響は大きくないとコメントした。英業達(インベンテック)は、まだ稼働していないと説明した。
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