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日本食品の輸入規制、「FTA交渉の障害」


ニュース 食品 作成日:2016年12月13日_記事番号:T00067956

日本食品の輸入規制、「FTA交渉の障害」

 13日付自由時報は、日本産食品の輸入規制が日台間の自由貿易協定(FTA)締結交渉を行う上で障害になっているとするルポを掲載した。

 同紙の鄒景雯記者の取材に対し、日本の外務省アジア大洋州局の四方敬之参事官は「台湾には日本の食品に対する規制が存在しており、日本政府としては台湾とFTA交渉を行うのは難しい」と語った。

 四方参事官は「FTA交渉は『WTOプラス』の交渉であり、世界貿易機関(WTO)のルールに反している国・地域とFTA交渉を行うのは容易なことではない」と指摘した。

 鄒記者は「日本政府が台湾の輸入禁止解除を一致して求めている」とした上で、「成田空港周辺に泊まれば、必ず千葉県産の食品を食べることになる。日本人の食の安全に対する要求は世界で最も厳しく、市中に流通している食品は極めて安全であり、海外に輸出される食品も一緒だ」などとする政府関係者のコメントも紹介した。