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アジアのLCC、台中に続々就航へ


ニュース 運輸 作成日:2016年12月13日_記事番号:T00067963

アジアのLCC、台中に続々就航へ

 アジアの格安航空会社(LCC)が来年、台中空港(清泉崗空港)に続々就航する見通しだ。ベトナムのベトジェットエア、韓国のティーウェイ航空が来年1月に就航予定のほか、台湾虎航(タイガーエア台湾)が就航を計画しており、バニラエア、ピーチ・アビエーションなども検討しているようだ。13日付工商時報が報じた。

 ベトジェットエアは来年1月から台中~ホーチミン線を週4便(月・水・金・日)運航するほか、3月に台中~バンコク線に就航する計画だ。

 ティーウェイ航空は来年1月から台中~韓国務安(ムアン)線でチャーター便を平均週2便運航する。同社は現在、台中~大邱(テグ)線の不定期便を運航している。

 タイガーエア台湾は来年、台中~マカオ線を就航する計画だ。同路線は現在、復興航空(トランスアジア航空)の解散に伴い、長栄航空(エバー航空)のみが運航している。

 シンガポール航空傘下のシルクエアーは今年11月26日~12月17日の土曜日に、台中~シンガポール線を試験的に運航している。

 東南アジアやインドとの関係強化を目指す蔡英文政権の「新南向政策」を受け、台中市政府観光旅遊局はこれまで、飛行時間3~5時間のLCC誘致を進めてきた。陳盛山局長は、台中空港に今後LCC運営センターを設置し、東南アジア諸国連合(ASEAN)からの旅行者を呼び込み、中部の観光を発展させたいと話した。