ニュース 社会 作成日:2016年12月13日_記事番号:T00067970
嘉義県の国立故宮博物院南部院区(故宮南院)で、日本の東京、九州の両国立博物館が所蔵する美術品を紹介する特別展が開幕した。今回の展示は「日本美術の粋(日本美術之最)─東京・九州国立博物館精品展」と題し、前期(来年1月22日まで)と後期(1月25から3月5日まで)に分けて行われる。13日付自由時報が報じた。
九州国立博物館の島谷弘幸館長(左4)は、特別展に見合う美術品を貸し出すことができたと話した(12日=中央社)
展示品は151点で、国宝や文化財に指定されているものが68点含まれている。平安時代の「孔雀明王像」が海外で展示されるのは初めてだ。
東京国立博物館の銭谷真美館長は「今回の展示は2年前の(東京での)故宮展のお返しとしてのみならず、故宮南院の開館1周年を祝うものだ。初めて海外で展示されるものも数多く含まれており、日本芸術史の神髄を展示したと言える」と述べた。
13日付工商時報によると、国立故宮博物院の林正儀院長は12日、2020年の東京五輪に合わせ、台湾故宮が所蔵する国宝を展示したいとの打診が東京、九州両国立博物館からあったことを明らかにした。日本側は北宋の画家、郭煕が描いた国宝の山水画「早春図」などの展示を希望しているという。
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