ニュース 医薬 作成日:2016年12月14日_記事番号:T00067981
衛生福利部中央健康保険署(健保署)は、来年1月より、がんの分子標的治療薬「ソラフェニブ」を新たに全民健康保険の支給対象とする。同薬品は放射性ヨウ素治療が効かない後期または転移した甲状腺がん患者の治療に使われており、健保の支給対象になることにより、台湾全土の患者約100人が年間約132万台湾元(約480万円)の医療費支出を抑制できるとみられる。14日付中国時報が報じた。
甲状腺がんは女性の罹患(りかん)率が高く、台湾では毎年約3,000人の新規患者のうち2,000人が女性で、台湾女性にとって5番目に多いがんだ。罹患の原因としては、遺伝子の突然変異や環境放射能、化学汚染との関連が疑われている。
健保署によると、甲状腺がんにかかった場合、多くは切除手術を行い、残ったがん細胞に対し放射性ヨウ素治療を行うことが多い。ただ、10年後の再発率は2~3割に上る。
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