ニュース その他分野 作成日:2016年12月14日_記事番号:T00067991
金融監督管理委員会(金管会)が13日に発表した最新統計によると、上場・店頭公開企業による中国投資の累計は9月末時点で2兆1,467億台湾元(約7兆8,000億円)と、昨年末時点に比べ5億元減少したことが明らかとなった。第1~第3四半期の投資額が前年末を下回るのは初めてのケース。人民元為替レートの下落も要因とみられるが、投資額上位3社の投資額は前年同期に比べ74%減少しており、台湾企業の中国投資が減少傾向にあることが顕著となった。14日付工商時報が報じた。
第1~3四半期に行われた中国への投資額が多かった上位3社と金額は▽鴻海、50億元▽中国信託金融控股(中信金、CTBCフィナンシャル・ホールディング)、46億元▽聯発科技(メディアテック)、20億元──。前年同期の上位3社と金額は▽鴻海精密工業、206億元▽台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)、130億元▽友達光電(AUO)、104億元──だった。
一方、証期局によると、今年第1~3四半期の中国投資による収益は上場企業が1,635億元、公開企業が73億元の合計1,708億元で前年同期比で171億元増加した。
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