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ベンツ台湾、業界初の自社用保税倉庫開設【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年12月15日_記事番号:T00068010

ベンツ台湾、業界初の自社用保税倉庫開設【図】

 台湾賓士(メルセデス・ベンツ台湾)が5億台湾元(約18億円)を投じて彰化県伸港郷に建設した自社専用の保税倉庫が14日、運用を開始した。台湾の自動車販売業者が同様の倉庫を設置するのは初めてだ。15日付工商時報が報じた。

/date/2016/12/15/03benz_2.jpg倉庫建設には2年をかけた(同社リリースより)

 ベンツが今回設置した保税倉庫は5階建て、延べ床面積4万平方メートル以上で、1,650台の車両を保管できる。これまで同社が欧州から輸入した車両は台中港に到着後、通関手続きが完了するまで潮風や砂にさらされる同港周辺の空き地に保管されていた。今後は台湾到着後、すぐに自社倉庫に移送させることが可能となり、品質保持に大きな改善が期待できるという。

 ベンツは販売が急速に増加する台湾の高級輸入車市場において、7年連続でシェア1位を記録している。今年も新型SUV(スポーツ用多目的車)が好調で、1~11月の販売台数は既に2万2,300台を突破。通年で2万4,000~2万5,000台の過去最高を更新し、台湾自動車市場全体でシェア5%以上を維持すると予想されている。

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