ニュース 政治 作成日:2016年12月15日_記事番号:T00068023
民進党が総統と立法院過半数という完全な政権交代を実現して以降、同党への入党者が急増している。今年上半期だけで5万人が入党し、昨年通年の約3,600人の14倍に達した。15日付中国時報が伝えた。
民進党の党員は昨年まで14万人前後だったが、今年の入党ラッシュで、党員数は20万人近くにまで膨らんだという。現在は党費の納入受け付けや党員証の発送などで大忙しのもようだ。
民進党組織部の李政毅主任は「民進党が政権に返り咲いたことで支持を得られている。統一地方選挙が2018年に近づいていることも一因だ」と指摘した。このほか、党役員ポストの選挙権、被選挙権取得条件が近く、入党後1年から2年に厳格化されることも影響しているとみられる。
一方、野党国民党は支持離れが進むかと思いきや、党員数は伸びている。国民党中央本部によると、最近は新党員1万人、党籍回復者5,000人を確保し、「名簿上」の党員数は88万人に増えた。
国民党では洪秀柱主席が支持者に入党を呼び掛け、組織的に党員獲得に動いており、特に今年下半期に入党者が増えているという。関係者は「新党員はほとんどが若者だ」と話した。ただ、党員増加は次期党主席選挙をにらんだ動きではないかとの冷めた見方もある。
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